カスタム技術はドイツやイギリスもすごい

カスタムハーレー

ハーレーのカスタムが発表されるコンテストでは、アメリカのビルダーたちの実績がたびたび話題になります。カスタムビルダーと呼ばれるカスタムのファンは世界中に存在しており、ハーレーのカスタムビルダーたちのコンテストもたびたび開催されます。

ハーレーリファレンス

アメリカは、ハーレーのカスタム技術がとくに高いことで有名です。ハーレーの本場であるアメリカでは、オイルタンクなどにカラフルなデザインを施して、パッと人目を引くようなカスタムをするビルダーたちがたくさんいます。

ハーレーの絵

このようなビルダーに混じって、じわじわと存在感を高めているのがドイツやイギリスのビルダーたちです。ハーレーはヨーロッパにもファンが多く、カスタムも人気です。ビルダーはいろいろなアレンジで自分だけのハーレーを作り上げています。
ドイツでは渋くストイックなデザインのハーレーのカスタムが注目を浴びています。車体にカラフルな色を使わないことで、メンズライクで硬いイメージを演出しているのが、ドイツのビルダーのカスタムです。レッドなどの鮮やかなカラーを取り入れる場合も、ややくすんだ色味をチョイスするなど、全体的に渋い印象になるようなカスタムが目立ちます。

オイルタンクをレッド、座席の部分を明るいブラウンにしてヨーロピアンな雰囲気を出したカスタムも、ドイツのビルダーが発表している作品です。

ツーリング

イギリスでは、ブラックやメタリック系のカラーをベースにしたスタイリッシュなカスタムを発表しているビルダーが多く見られます。イギリスのカスタムでは、ハンドルバーやヘッドライトなどに社外品を取り入れて、オリジナリティのあるデザインに仕上げるケースが多いです。スタッズのように見えるハードなデザインを取り入れるなど、イギリスのストリートファッションにも通じる独自のアレンジを施したハーレーもあります。

レベルが高いカスタムが施されたドイツやイギリスのハーレーは、伝統的なヨーロッパの街並みにもしっくりと馴染みます。

ハーレーの車検で見落としがちな部分

ハーレー

ハーレーの車検はバイクを購入したディーラーやカスタムショップにお願いして点検して貰えますが、自己流のアレンジをしていたり、パーツによっては受け付けてくれないこともあります。
しっかりと車検を受けるためにも、自分で点検しておくことも大事です。

ハーレーダビッドソン

まず忘れてはならないのは、車検証の期限になります。車検は満了期日の約1ヶ月前から受けることが可能です。満了日は車検証の有効期間満了日の欄に記載されているので、分からないときには見ておくと安心です。
新車でハーレーを購入したときには初回の車検が3年後、中古の場合は2年に一度のペースになります。バイクの車検の繁盛期を迎える春先に期限が切れるときには、ディーラーや販売店に相談すれば前倒しで受けてくれることもあります。待ち時間も少なくなり、しっかりと調べてくれるので一石二鳥です。前倒しで検査をしても、満了日から次の車検が割り出されるので、余裕を持って次回を迎えられるのもメリットです。

ついつい見落としてしまいがちなのは、ハンドルロックやリフレクター、シフト表示やフォグランプです。ハンドルロックはハーレーに備え付けていなければならないパーツで、無いと車検に通過するのは難しくなります。特にハンドルロックが付いていると車検を受けてくれないこともあるので注意しましょう。
ノーマルタイプのハンドルロックが外されているときには別のハンドルロックを単体で取り付けるのです。リフレクターは後ろの部分にある反射鏡で、フェンダーレスになっていないことが条件です。シフト表示は剥がれていたり交換されていると車検ではNGなので、きちんと貼られているか見ておきます。剥がれているなら自作でシールを作成するか、マジックなどで車体に直接記入するようにしましょう。
フォグランプはノーマルタイプなら付けられていることはありませんが、取り付けている人はヘッドライトよりも高くなっていないことを確認します。またスイッチの取り付けに問題はないか、ランプは点滅するのかもチェックします。

ハーレーダビッドソン